SNSで“公開謝罪”? 神戸FW藤本、好機でポスト直撃を反省「もう入ったおもて…」
サンペールのスルーパスに抜け出し、決定的なシュートを放つも右ポスト直撃
ヴィッセル神戸のFW藤本憲明は、7日に同じJ1の大分トリニータから電撃移籍した。加入後2試合連続で途中出場しているが、Jリーグ公式ツイッターは17日のリーグ第23節浦和レッズ戦(3-0)のポスト直撃シュートをピックアップ。藤本は「ごめんね」とスペイン人助っ人に“公開謝罪”している。
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JFLでキャリアをスタートさせた藤本は、鹿児島ユナイテッドFC、大分トリニータと一つずつカテゴリーをのぼり、今季自身初のJ1でプレー。開幕節の鹿島アントラーズ戦(2-1)でゴールを決め、JFL~J1まで4カテゴリーの開幕戦で得点を記録した史上初の選手になると、2月・3月度の月間MVPに輝く働きを見せた。
リーグ戦21試合8得点の成績を残していたなか、7日に神戸への電撃移籍が決定。10日に早速古巣の大分戦(1-1)で途中出場すると、17日の浦和戦にも後半38分からピッチに立った。
23日に元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスのラストゲームとなるサガン鳥栖戦を控えるなか、Jリーグ公式ツイッターは、「セルジ・サンペール選手の鋭いスルーパスから藤本憲明選手が持ち上がってシュート」と綴り、浦和戦の後半43分のシーンをピックアップ。サンペールのスルーパスに抜け出した藤本が、ドリブルで持ち込んでペナルティーアーク横からシュートを放ち、飛び出してきたGK横を抜いてボールはゴールに向かった。しかし、鋭い一撃は右ポストに弾かれ、惜しくも移籍後初ゴールを逃した。
藤本はJリーグの投稿を引用する形で自身の公式ツイッターを更新。「もう入ったおもてサポーターの方に走り出してもーてる セルジごめんね」と、シュートの瞬間手ごたえがあったのか、そのままゴール裏のスタンドの方に向かっている自身の動きに触れ、チャンスをお膳立てしてくれたサンペールに“公開謝罪”した。
鳥栖戦では2人の“ホットライン”が開通するだろうか。