久保建英と“同ルート”の世界的スターは? 「レアル→マジョルカ→バルサ」で大成なるか
レアルからマジョルカ期限付き移籍で才能が開花した元カメルーン代表FWエトー
日本代表MF久保建英は現地時間22日、レアル・マドリードから同じスペイン1部マジョルカへの期限付き移籍で合意に達した。2020年6月30日までのレンタルとなったなか、久保と同じ10代でレアルからマジョルカへ期限付き移籍し、世界的に大成した1人のスター選手を英サッカー専門サイト「Squawka」が取り上げている。
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現在18歳の久保は今夏、J1リーグのFC東京からスペインの名門レアルへ移籍。トップチームに帯同してプレシーズンマッチ4試合で途中出場を果たし、トップの練習とカスティージャ(Bチーム)の試合を兼務していた。カスティージャが主戦場になるかと思われたが、一転マジョルカへの期限付き移籍が決まっている。
そんな久保と同じルートをたどった1人の世界的スターがいた。18歳の時にレアルからマジョルカに期限付き移籍した元カメルーン代表FWサミュエル・エトーだ。レアルの下部組織出身のエトーだが思うように芽が出ず、レガネス、エスパニョールを経て、1999-2000シーズンにマジョルカへレンタルという形で放出された。
だがこの移籍が転機となり、エトーの才能が覚醒する。着実に実力を高めたなか、2004-05シーズンにレアルの宿敵バルセロナに加入し、9番を背負い5シーズンにわたってプレーした。バルセロナではUEFAチャンピオンズリーグ優勝2回、リーグ優勝3回に貢献している。以降はインテルやチェルシーなどでも活躍し、代表では118試合56得点と同国最多ゴール記録を保持するレジェンド的存在だ。
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