レアルにGK問題再浮上 残留確実から一転…市場閉幕間近で守護神ナバスが移籍要求か
レアルでの立ち位置に不満報道、複数のクラブがナバス獲得に関心
レアル・マドリードに再びGK問題が浮上している。スペイン紙「マルカ」によれば、残留確実とも見られていたコスタリカ代表GKケイラー・ナバスが移籍を要求しているという。
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ナバスは2014年にレアルに加入。当初はクラブレジェンドの元スペイン代表イケル・カシージャスの控えだったが、同選手の退団後に正GKの座をつかんだ。しかし、2015年の夏にはマンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘア獲得のトレード要員と見なされ(移籍は実現せず)、昨夏にはベルギー代表GKティボー・クルトワを獲得したことから第2GKに降格。ピッチ上ではハイパフォーマンスを披露している一方、クラブからは絶対的な信頼を得られていないのが実情だ。
レアルはGKのバックアップだったウクライナ代表GKアンドリー・ルニンやジネディーヌ・ジダン監督の次男GKルカ・ジダンを放出したこともあり、ナバスは今季もチームに残ると見られていた。
しかし、移籍市場閉幕まで10日あまりとなったこの段階で、ナバスはGKのセカンドチョイスという扱いに不満を持っていると報じられている。記事によれば、すでにナバスの移籍希望をクラブは把握しており、代役の確保に動き始めているという。
昨夏にはパリ・サンジェルマン(PSG)がナバスの獲得に動いた。複数クラブからの関心があるとされているが、フランス王者には今でも「背番号1」を用意して、ナバスを迎える考えがあるようだ。
UEFAチャンピオンズリーグ3連覇を経験し、レアルへの深い愛情を公言してきたナバスだが、レギュラー確保のために新天地を求めることになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)