疲労困ぱい? 魔法を失った香川、不完全燃焼に「イメージが湧かなかった」

不発に終わったシュツットガルト戦 2戦連続の途中交代

 チームは4得点の快勝にもかかわらず、ドルトムント日本代表MF香川真司の口から溢れるのは反省の言葉ばかりだった。背番号23の小柄なプレーメーカーは、29日のシュツットガルト戦にリーグ戦14試合連続で先発出場したが、得点に絡めないまま後半15分でベンチに退いた。「やっていても、イメージが湧かなかった」とのコメントを、ブンデスリーガ公式サイトが伝えている。

 開始3分にMFゴンサロ・カストロが幸先良く先制点。19分にはエースのFWピエール=エメリク・オーバメヤンが3試合連続ゴールと、ドルトムントは早々と2点のリードを奪い序盤から主導権を握った。

 しかし、前半終了間際から後半にかけてはシュツットガルトの攻勢にあった。香川も「まあ勝ちましたけど、いつものようにスムーズにいかなかったですね」と、内容的には完璧でなかったことを認めている。主将DFマッツ・フンメルスをはじめ、MFユリアン・バイグル、DFマティアス・ギンターらをベンチスタートにするなど、若干のメンバー入れ替えを行ったことも影響していたのか、選手同士の距離感も悪かったという。ゴールラッシュのチームにあって、香川は「僕自身は全然試合に入れていなかった」と、反省しきりだった。

「集中力の問題なのかは分からないですけど……。やっていても全然、イメージが湧かなかったですね、今日は。この前の試合(ハンブルガーSV戦)もそうですけど。まあ……集中してもう1回しっかりやります」

 

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