「共存する方法学んだ」 レアルDFマルセロ、“復活”の理由明かす「批判は気にならない」
苦境に立たされた昨季を乗り越え、左SBの一番手に返り咲き
レアル・マドリードで12年半にわたってプレーするブラジル代表DFマルセロは、自身に対する批判がパフォーマンスに影響することはないと話している。スペイン紙「AS」が伝えた。
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レアルで長年にわたり左サイドバックのレギュラーを務めたマルセロは、これまでリーガ・エスパニョーラとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)をそれぞれ4回制覇。しかし、2018-19シーズンは苦難の1年を過ごした。フレン・ロペテギ元監督の下で結果を残すことができず、指揮官がサンティアゴ・ソラーリ監督に代わると、ベンチを温める機会が増加。それでも今年3月にレアルが1年で2度目の監督交代に踏み切り、ジネディーヌ・ジダン監督が再び指揮を執るとマルセロは左サイドバックのファーストチョイスに返り咲き、苦難のシーズンを終えた。
マルセロはドイツ誌「シュポルト・ビルト」のインタビューで、昨季に自身の受けた批判についてこう語っている。
「昨シーズンに起きたことは、レアル・マドリードでのキャリアを通して私が受けた批判のごく一部でしかない。(批判と)共存する方法を学んだ。私のコンディションが良いか悪いかは、誰よりも自分がよく分かっている。批判は気にならない。物事が上手くいっていない時は、向上するためによりハードに取り組まなければならないだけだ」
また、今季のレアルがリーグ優勝を果たせるレベルにあると思うかと聞かれると、「マドリードに来て以降、タイトルのために戦うということを私はこのクラブから教わった。今年も同じだ。リーグ、コパ、CL優勝を目指して戦う。簡単にはいかないが、私たちが集中して取り組めば、すべてを制覇できる」とコメント。それと同時に、「トロフィーを手にするのは、毎年より難しくなっている。どの国のチームもトップを勝ち取るために一生懸命戦っている」とも話した。
果たして、名将ジダン監督の下でマルセロ、そしてチームはどのような戦いぶりを見せてくれるのだろうか。大型補強を行ったレアルの今季に注目したい。
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(FOOTBALL ZONE編集部)