アンデルレヒトは開幕4戦未勝利　ア・デモス氏「他の監督のコピーをする必要はない」

　ベルギー代表DFヴァンサン・コンパニは今夏に11年間プレーしたマンチェスター・シティから移籍し、古巣アンデルレヒトで選手兼監督となった。しかし、チームがリーグ開幕から4試合未勝利というスロースタートで、浦和レッズで監督を務めたこともある元アンデルレヒトのア・デモス氏はペップ・グアルディオラ監督の模倣をしようとして失敗していると指摘した。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

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　プレーイングマネージャーとして新たなキャリアを踏み出したコンパニだが、船出は決して順調ではない。開幕戦でオーステンデに1-2で敗れて黒星発進となると、第2節と第3節はスコアレスドロー。第4節ではコルトライクに2-4で敗れるなど白星が遠く、4試合を終えて16チーム中13位に沈んでいる。コンパニ自身も4試合にフル出場を続けているが、チームを勝利に導くことはできていない。

　コンパニ“監督”に厳しい視線を向けているのは、浦和レッズやアンデルレヒトなど多くのクラブを率いた経験を持つオランダ人監督のア・デモス氏だ。「フットボールでは他の監督のコピーをする必要はない。コンパニはシティのグアルディオラと同じことをしたがっているが、私は気分が悪くなるよ」とペップを模倣しようとするコンパニの采配に苦言を呈している。

「シティにはセルヒオ・アグエロやケビン・デ・ブライネのような選手がいる。アンデルレヒトにはより控えめな選手も必要だ。グアルディオラの元にはアイメリク・ラポルテやイルカイ・ギュンドアン、ラヒーム・スターリングがいたかもしれないが、アンデルレヒトにはそういった選手がいない」

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