香川不発で途中交代もドルトムントは圧勝! シュツットガルトを4−1で撃破

ELのロシア遠征温存の香川 結果を出せず

 前半は2-1からスコアが動かずに、後半戦へ。後半に入ると、前半終了間際の得点で勢いを得たシュツットガルトがより積極的に攻撃を仕掛けると、ドルトムントはファールで相手を止めるシーンが増えていく。逆に、自分たちがファールを取ってもらえないことで苛立ちを募らせ、トーマス・トゥヘル監督が主審に抗議するシーンも見られた。

 同15分、そのトゥヘル監督は最初のカードを切る。存在感が希薄だった香川に代えてバイグルを投入。右インサイドハーフで起用されたカストロが前半だけで2得点に絡む一方、左インサイドハーフの香川はシュツットガルトのプレッシャーに手を焼き、あまりチャンスに絡むことができず。ボールロストも目立ち、精彩を欠いたままピッチを後にした。

 停滞していたドルトムンドだが、同20分には幸運な追加点をゲットする。左サイドのロイスが左足でグラウンダーの高速クロスを送ると、シュツットガルトDFニーダーマイアーがクリアしきれずオウンゴールとなって、リードを2点に広げた。

 そしてトゥヘル監督は、残り10分の時点でロイスに代えてフンメルスを投入。試合を締めにかかった。3点目を奪ってからは冷静さを取り戻したドルトムントは、後半45分にオーバメヤンがこの日2点目となるゴールを決めてダメ押し。4-1で試合終了のホイッスルを聞いた。エースストライカーの活躍もあり、中2日の過密日程で行われた試合で、公式戦の連敗を2でストップさせた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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