元英代表FW、“問題児”だったリバプール加入当時を回顧 「練習後遊びに出掛けていた」
ニューカッスル復帰のFWキャロル、リバプール移籍時はヘリコプターでグーグル検索?
元イングランド代表FWアンディ・キャロルは今夏に古巣ニューカッスル・ユナイテッドに8年半ぶりに復帰を果たした。2011年に当時イングランド人史上最高額でリバプールへ渡るなど若くしてブレークを遂げたキャロルだが、当時はリバプールにどんな選手がいるのかもほとんど知らず、新天地に向かうヘリコプターの中でグーグル検索していたと明かした。英公共放送局「BBC」が報じた。
今年1月に30歳を迎えたキャロル。ニューカッスルの下部組織出身で、2006年に17歳でトップデビューを果たした。191センチの長身を生かしたパワフルなプレーでゴールを量産し、2011年1月の移籍市場でリバプールへとステップアップを実現させた。移籍金は3500万ポンド(約45億円)で、イングランド人としては当時史上最高額だった。
しかし、その頃のキャロルといえば、試合や練習以外は遊び回る日々で、新天地なるリバプールのことについてはほとんど知識がなかったのだという。当時のことをこう振り返っている。
「ニューカッスルでは家に帰ると、チームメートとつるんでフットボールをした後に遊びに出掛けていた。とにかく色々なことをしていたけど、フットボールの試合を見ることはなかった。だから選手について何も知らなかったんだ。リバプールに向かうヘリコプターの中でも、俺は『スティービー・G(スティーブン・ジェラード)は知っている。(ジェイミー・)キャラガーも知っている。他には誰がいるんだ?』とそんな感じだったよ。本当にフットボールを見なかったから、何も知らなかった」
ナイトクラブでのトラブルでニュースになることも多い“問題児”らしいエピソード。ジェラードやキャラガーのようなイングランドを代表する選手以外のことには全く関心がなかったようだ。キャロルは「俺はその時の代理人に言われて、チームについてグーグルで調べたよ」と急ごしらえでチームメートの情報を入手していたと話している。
リバプールではケガもあり、期待された活躍はできなかったキャロル。ウェストハムでのプレーを経て、30歳の節目に慣れ親しんだ古巣へと帰還した。ピーク時には「プレミアリーグ最高のストライカー」と称されたこともあった男は、再びピッチで輝きを放つことができるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)