PSG、バルサのネイマール獲得“177億円”オファー拒否 合意には100億円以上足りず…
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ネイマール巡ってレアル、ユベントスと繰り広げられる“マネーゲーム”
今夏の移籍市場は大詰めを迎えているが、そのなかで最も大物と言えるのはブラジル代表FWネイマールで間違いないだろう。所属するパリ・サンジェルマン(PSG)からの移籍を求めていると言われるなかで、本命視されているバルセロナが復帰に向けてPSGと交渉に臨んだようだが、すぐさま合意とはならなかったようだ。
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スペイン紙「マルカ」が伝えるところによると、PSG側はバルサに対して期限付き移籍を認めているものの、そのオファーを断ったという。現時点でバルサが出した条件は、来年の夏に1億5000万ユーロ(約177億円)で完全移籍の買取オプション付きという契約を含めてレンタル移籍を目論んだが、これはPSGから拒否されたという。
PSGはネイマールに対する違約金の値札を2億5000万ユーロ(約295億円)に設定しており、バルサの出した条件では安すぎると見ている。ただしバルサも今夏の移籍市場でフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン、オランダ代表MFフレンキー・デヨングを獲得しており、収支バランスを踏まえるとPSG側の提示した条件から少しでも安くしたいという目論見があるようだ。
両クラブは今後数日間で移籍交渉を続けると言うが、バルサのライバルであるレアル・マドリードがこのオファーについて目を光らせている。それとともにユベントスはアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラを交換要員として準備し、ネイマールを手にするチャンスをうかがっていると同紙は指摘している。
ネイマールを巡るマネーゲーム。8月いっぱいまでの移籍期限で、セレソンのナンバー10はどのユニフォームを着ることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)