トッテナムMF、鮮やかな“電光石火弾”の冷めやらぬ興奮に海外紙脚光 「19秒の狂気」
ブラジル代表MFモウラ、途中出場直後のセットプレーで同点弾を決める殊勲の活躍
トットナムは現地時間17日のプレミアリーグ第2節で、2連覇中のマンチェスター・シティ相手に2-2で引き分けた。ブラジル代表MFルーカス・モウラは後半に途中出場し、ピッチに入ってわずか19秒で同点ゴールを奪取。海外紙は「19秒の狂気」と題し、いまだにその熱狂が続いていることを伝えている。
開幕節のアストン・ビラ戦に3-1で勝利したトットナムは、17日にプレミア王者のシティと敵地で対戦。先制されて迎えた前半23分にアルゼンチン代表MFエリック・ラメラが同点ゴールを決めるも、同35分にアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロに勝ち越しゴールを決められ、1点ビハインドで前半を折り返した。
そして後半11分、トットナムに歓喜の瞬間が訪れる。マウリシオ・ポチェッティーノ監督は、イングランド代表MFハリー・ウィンクスに代えてモウラを投入。モウラは直後のコーナーキックで、ラメラのインスイングのボールに対し、シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカーとの競り合いに勝ち、打点の高いヘッドで鮮やかにネットを揺らした。
ピッチに入ってからわずか19秒での劇的ゴールを、ポルトガル紙「レコルド」は「19秒の狂気」と評し、「2日が経過したが、トットナムはモウラのトットナム戦での素晴らしいプレーを際立たせ続けている」と依然としてその余韻が残っていることを伝えている。
今季リーグ戦初ゴールを挙げたモウラは、今季もトットナムで重要な役割を担いそうだ。
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