戦力外から一転、長友のインテル愛が実を結ぶ クラブが2年の契約延長オファーへ
地元紙のインテル番記者が証言
インテルの日本代表DF長友佑都は、今季開幕前にトルコ強豪ガラタサライなどへの放出要員となっていた。親善試合では控え組の攻撃的MFという本職ではないポジションで起用されるなど戦力外状態だったが、不屈の闘志の持ち主はロベルト・マンチーニ監督の信頼を完全に取り戻した。そして、2018年6月まで契約延長というご褒美を手にするという。
10月24日のパレルモ戦で今季初出場を果たすと、ローマ戦、トリノ戦、フロジノーネ戦で3試合連続絵先発出場を果たし、チームの連勝に貢献した。
今季限りでインテルとの契約が満了となる長友だが、干されてもアッピアーノ・ジェンティーレの練習場で休日返上トレーニングを続けるなど、愚直に貫いてきたインテル愛とプロ意識がついに報われようとしている。
地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」の番記者、マッテオ・デッラ・ヴィーテ記者は、日本のダイナモに対するインテルの契約延長の動きをこう語っている。
「インテルは長友と1年間の契約延長オプション付きの1年契約を延長する。マンチーニは長友を気に入っているからね」
マンチーニ監督からの信頼を再び手にした長友は2016年6月から、新たに2年契約を手にすることになるという。来年30歳を迎えるダイナモだが、しばらくミラノでプレーすることになりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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