元英代表FWジェイ 世界最高峰のプレミアリーグに“推薦したい”日本人選手3人は?
日本人選手がプレミア挑戦で必要なのは強靭なメンタル「勝敗は生きるか死ぬかの領域」
イングランド1部のプレミアリーグは、スペインのリーガ・エスパニョーラと並んで“世界最高峰のリーグ”と称される。2003年に元日本代表MF稲本潤一(当時フルハム/現SC相模原)がプレミア日本人初ゴールを挙げて以降、MF香川真司(当時マンチェスター・ユナイテッド/現レアル・サラゴサ)とFW岡崎慎司(当時レスター/現マラガ)がリーグ優勝を経験し、DF吉田麻也(サウサンプトン)は早8年目に突入。今年に入ってMF板倉滉(現フローニンゲン)とMF食野亮太郎が王者マンチェスター・シティと契約するなど、日本人選手にも目が向けられるようになってきた。プレミア4クラブで計5年間プレーした北海道コンサドーレ札幌の元イングランド代表FWジェイに、“プレミアリーグに推薦したい日本人選手”を訊いた。
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プレミアリーグは球際で激しくぶつかり合う、フィジカルの激しいリーグとして知られる。ジェイは「日本にはすごく良い選手がたくさんいる。テクニックの面は問題ないよ」と話したうえで、イングランドで戦うために重要なファクターについて力説する。
「率直に言って、物足りない点はやはりメンタルの部分だね。イングランドでは、勝敗は『生きるか死ぬか』という領域のものなんだ。自分が一番だという自信と、勝ちたいという負けず嫌いな側面を持っていないといけない」
ジェイは、ジュビロ磐田時代(2015~16年)にホットラインを形成した日本代表MF小林祐希(ヘーレンフェーン→未定)と交わした、日本人選手の海外挑戦に関する会話を明かす。
「僕がジュビロにいた時に、(小林)祐希は僕にヨーロッパに行きたいと言っていた。ヨーロッパに行くなら、テクニックは問題ないけど、やっぱりメンタルが強くならないと難しいと伝えたんだ。僕は当時、怒ったり、大声を出すこともあった。ただ、ヨーロッパに行ったら全員僕みたい、もしかしたら僕より10倍熱いヤツらかもしれない、とね。そういったことは、みんな考えないといけないと思う」