サラゴサ、“香川効果”で年間チケット購入者“1.2倍”! 地元メディア「日本でも本物の革命」
スペインデビュー戦で高評価 ピッチ外の影響も「注目されている」
日本代表MF香川真司は17日に行われたリーガ・エスパニョーラ2部の開幕戦となる第1節テネリフェ戦で、スペインデビューを飾った。香川は先発で2-0の勝利に貢献。小気味良いプレーでチャンスを創出した香川には高評価が送られており、地元メディア「エル・デスマルケ」はサラゴサ発の香川人気が、すでに日本に達していることを伝えている。
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「日本での“香川効果”はすでに明らかだ」
このようなタイトルで始まる記事では、日本代表の10番を背負ってきた香川の知名度の高さが、母国での注目度に比例していることを評している。
「レアル・サラゴサのシンジ・カガワの加入は、アラゴンの州都(サラゴサ)だけでなく、日本でも本物の革命を起こしている。彼が契約した影響は、日出ずる国にサラゴサのスカーフを巻いている赤ちゃんがいるということだ」
この記述とともに紹介されているのは、SNS上で日本人ファンが香川の加入を祝って赤ちゃんとともに手作りのサラゴサグッズやユニフォームをアップロードした様子だ。また、今季からWOWOWが2部の放映を始めたことについても「この放映の合意は、日本にとってアイドルの1人であるシンジ・カガワが与えた影響の一つの例だ」ともしている。
それとともに触れているのは、サラゴサへの好影響だ。
「香川が組み込まれたことは、クオリティーの飛躍的な向上を意味する。ワールドクラスのスターで、ヨーロッパで最高の一人となったことがある日本のミッドフィールダーは、ピッチ外でのパフォーマンスもすでに注目されている。その影響はサラゴサでも顕著だ。2万7000人いた年間チケット購入者は、香川加入が公になって以来、およそ5000人増加している」
同紙は「彼のスペイン上陸の重要性は、単なるサッカーを超えている」と、香川加入をすでに大きなものとして捉えている。香川がスペインの地で踏みしめた第一歩は、思った以上にプラスに捉えられているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)