AZ公式、U-22日本代表9月の対戦国を“フライング“発表? 海外遠征で親善試合を実施か
19歳DF菅原由勢に招集レターと発表 親善試合の相手はメキシコとアメリカ?
U-20日本代表DF菅原由勢が所属するオランダ1部AZアルクマールは19日、9月に行われるU-22日本代表が臨む親善試合のメンバーに招集レターが届いたと公式サイトで発表した。同時に対戦相手はメキシコとアメリカということも記述され、メンバー発表は8月29日だとされている。現時点で日本サッカー協会(JFA)からの公式アナウンスはなく、“フライング発表”となってしまったようだ。
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AZは菅原に9月の親善試合に向けてU-22日本代表への招集レターが届いた旨を発表。その親善試合で9月6日にメキシコとメキシコシティで、10日にアメリカとサンディエゴで対戦すること、メンバー発表が8月29日に行われることもあわせて掲載された。ただ、現時点でJFAは9月2日から11日まで海外遠征を実施することしか公式アナウンスしておらず、まさかの“フライング”となっている。
招集レターが届いたとされる菅原は、U-22日本代表に招集されれば初めて。各世代別代表で活躍してきた19歳は、5月にはU-20ワールドカップ(W杯)ポーランド大会に出場し、6月に名古屋グランパスからAZへの期限付き移籍が決定した。エールディビジ開幕戦となるフォルトゥナ・シッタート戦(4-0)では初先発を飾り、いきなり初ゴール。右サイドバックとして急成長を遂げている。
今回のU-22日本代表は、A代表がパラグアイとの国際親善試合(9月5日/カシマ)、ミャンマーとのW杯アジア2次予選(9月10日/ミャンマー)に臨むため、森保一監督ではなく横内昭展ヘッドコーチが指揮を執ると見られる。来年に迫った東京五輪。MF久保建英(レアル・マドリード)やMF堂安律(フローニンゲン)ら有望な若手がひしめく世代の選手たちは、貴重な海外遠征で何を得るのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)