まるでダンス? シティMF、相手3人翻弄の高速妙技が反響拡大「不可能なドリブル」
B・シウバがトットナム相手に披露したテクニックが話題 「散歩に連れて行った」
マンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウバは、現地時間17日に行われたプレミアリーグ第2節トットナム戦(2-2)で、3人に囲まれたなかで繰り出した目にも留まらぬ早業に対する反響が拡大。「敵の間で踊る」「不可能なドリブル」と海外メディアが驚きを持って報じている。
シティは17日にトットナムと対戦。前半20分にイングランド代表MFラヒーム・スターリングが先制点を奪うも、直後の同23分にトットナムのアルゼンチン代表MFエリック・ラメラに同点弾を許す。
前半35分にはアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが勝ち越しゴールを決めるが、後半11分にブラジル代表FWルーカス・モウラに再び同点弾を与え、一進一退の白熱したシーソーゲームはドローとなった。そんななか、前半途中にB・シウバが披露した華麗なテクニックに注目が集まっている。
2-1で迎えた前半アディショナルタイム、右サイドでボールを受けたB・シウバに対し、ラメラ、フランス代表MFタンギ・エンドンベレ、イングランド代表DFダニー・ローズが包囲網を作り、ボール奪取を試みる。しかし、切れ味鋭いフェイントや足裏を使った華麗な身のこなしで、一度は崩しかけたバランスも立て直し、相手を翻弄するスキルを見せつけた。
ポルトガル紙「レコルド」が「3人の敵に囲まれていても…ベルナルド・シウバは魔法をかける」と報じれば、ポルトガルメディア「MAIS FUTEBOL」は「3人の敵の間で踊る」と見出しを打ち、「ベルナルド・シウバのテクニックのクオリティーは、サッカー好きのファンにはよく知られている。しかし、彼はまだ疑問を持つ人々に別の証拠を残した」と評している。
また、サッカー専門サイト「BOLAVIP」は、「不可能なドリブル。ポルトガル人は3人の選手を“散歩”に連れて行った」と描写し、“遊び心”に溢れたプレーだった様を伝えている。
シウバからボールを奪うのは不可能――。対峙した相手選手の脳裏には、思わずそんな思いがよぎったかもしれない。