オランダ強豪PSV、フローニンゲン堂安の獲得話に言及 合意目前報道否定「ナンセンス」
渦中の堂安は先発予定だった18日のAZ戦を急遽、頭痛で欠場
オランダ1部フローニンゲンの日本代表MF堂安律は、今夏の移籍市場でPSVへの移籍が噂されている。そんななか、PSV側は堂安と移籍交渉をしていないと否定し、「ナンセンスだ」と主張した。衛星放送「FOXスポーツ」の情報を引用してオランダTV番組「VTBL」が伝えた。
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先日、オランダのサッカー専門誌「Voetbal International」は、PSVがナポリへの移籍が濃厚となっているメキシコ代表FWイルビング・ロサノの代わりとして堂安を獲得リストに加えたと報道。元オランダ代表MFマルク・ファン・ボメル監督率いるチームは、中盤に必要な技術力と推進力を持った堂安に興味を示しているとしていた。
だが今回、PSV側はこの報道を否定。堂安の移籍がほぼ合意に至ったという報道について、「FOXスポーツ」で「ナンセンスだ」と反応し、フローニンゲンと交渉を行っていないことを主張した。
「我々は彼が面白い選手だと思っている。ただ、それだけだ」
一方の堂安は、18日のAZアルクマール戦で先発予定も、アップ中に急遽離脱。「FOXスポーツ」によると、「頭痛があった」とダニー・バイス監督が話しており、体調不良で欠場したようだ。
堂安は2017年6月にガンバ大阪からフローニンゲンに移籍して以降、目覚ましい成長を遂げ、日本代表の中心として期待されてきた。今季は試合途中にキャプテンマークも託されるなど、所属クラブで不可欠な存在となっているが、常々本人もステップアップの希望を公言するなど、移籍への思いは強い。今夏、堂安の新天地は決まるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)