元英代表FWシアラー、VARでノーゴールのマンC“幻の決勝点”に言及 「馬鹿げている」

元イングランド代表FWアラン・シアラー氏がVARについて意見を述べた【Getty Images】
元イングランド代表FWアラン・シアラー氏がVARについて意見を述べた【Getty Images】

トッテナム戦、終了間際にFWジェズスがネットを揺らしたかに思われたが…

 マンチェスター・シティは現地時間17日に行われたプレミアリーグ第2節でトットナムと対戦し、2-2で引き分けた。シティは試合終了間際にブラジル代表FWガブリエル・ジェズスが決勝弾となるシュートを決めたかに思われたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によりノーゴールとなってのドロー。この判定に元イングランド代表FWアラン・シアラー氏が苦言を呈している。英紙「デイリー・エクスプレス」が伝えた。

 シティは2-2で迎えた後半アディショナルタイム、右CKからジェズスが決定的なシュートを決めたかと思われたが、VAR判定により直前の競り合いでフランス代表DFアイメリク・ラポルテがハンドを取られ、ノーゴールとなってしまった。

 これにはシティのジョゼップ・グアルディオラ監督も試合後に、「彼らはそれをちゃんとやらなければならない」とVARについてコメントしている。

 シアラー氏も英公共放送「BBC」のサッカー番組「マッチ・オブ・ザ・デイ」で、グアルディオラ監督に同意。「あのハンドの判定は本当に馬鹿げている。ピッチで(あれがハンドだったと)アピールした選手もいなければ、誰もそう思いもしなかった。(トットナムのフランス代表GKウーゴ・)ロリスも、相手に大きなアドバンテージを与えることになるのに(ハンドの判定に)笑ってしまっている。彼らでさえ、そう思ったってことさ」と述べている。

 さらに、「ボールに対して、他に2選手も同じようなアクションをとったけど、もしそれが相手DFの腕に当たっていたらPKは取られないだろう。そんなのフェアじゃないと思わないか?」と続け、ラポルテのハンド判定は公平な判断ではなかったとの見解を示した。

 今季からVARが導入されたプレミアリーグだが、シティは早速VAR判定で泣いている。

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