バルサDFピケ、同僚FWデンベレを叱責 痛恨黒星の開幕戦、失点場面の守備を問題視
開幕戦でビルバオに0-1の敗戦、失点シーンの舞台裏をスペイン紙が報道
バルセロナは現地時間16日、リーガ・エスパニョーラの開幕戦でアスレチック・ビルバオと対戦し、0-1で敗戦を喫した。この試合でビルバオのスペイン代表FWアリツ・アドゥリスにゴールを決められた際、元スペイン代表DFジェラール・ピケはチームメートのフランス代表FWウスマン・デンベレを厳しい口調で叱責していたようだ。スペイン紙「スポルト」が報じた。
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バルセロナはエースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを右足ふくらはぎ負傷のために欠き、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツがベンチスタートになるなど、昨年とは異なったメンバーでリーガ開幕戦に臨んだ。
しかし、前半からなかなかゴールを奪えない時間が続き、前半途中にはウルグアイ代表FWルイス・スアレスが負傷交代。後半は多少盛り返したものの、同44分にアドゥリスにスーパーボレーを沈められて勝利を逃すこととなった。
この失点場面のデンベレの対応に腹を立てたのはピケだ。アドゥリスのゴールにつながるクロスを上げたポルトガル人DFアンデル・カパに対して、もっと対応できることがあったと考えたピケは、ビルバオの選手たちが歓喜の輪を作っている裏でデンベレを叱責。フランス人アタッカーは言葉を失ったまま、ピケの発言に応えず頭を抱え続けていたようだ。
プレーに精彩を欠いたデンベレは、フランス代表のチームメートでもあるFWアントワーヌ・グリーズマンとの好連係も見せることができず、チームを勝利に導くことができなかった。今夏の移籍市場で動くことはなさそうだが、ビルバオ戦のような状況が続くと今後の去就にも関わってきそうだ。