バイエルン移籍のコウチーニョ、“142億円の期待”に応えられず スペイン紙「大きな失望」
2018年に142億円でリバプールからバルセロナに加入
バルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは2018年1月にクラブ歴代最高額の1億2000万ユーロ(約142億円)でリバプールから加入したが、その大きな期待に応えることはできず、今夏バイエルン・ミュンヘンに期限付き移籍することになった。スペイン紙「マルカ」はコウチーニョを「バルセロナの大きな失望」とネガティブに報じている。
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リバプールでの活躍ぶりから、バルセロナはコウチーニョの獲得にクラブ歴代最高額を投じた。しかし、加入から約1年半のプレーはその価値を証明するには至らなかった。そんななか、コウチーニョはクラブからの大きな期待には応えられていなかったと、記事では厳しい視線が向けられている。
「このブラジル人は2018年に大きな期待を背負ってカンプ・ノウにやってきた。2017-18シーズンを持ってクラブを去ったアイドルのアンドレス・イニエスタの穴を埋めると期待されていた」
コウチーニョは2012年にインテルから期限付き移籍で加入したエスパニョールで才能の片鱗を見せた。前所属のリバプールでもプレミアリーグで優秀なパフォーマンスを見せ、満を持してのバルセロナ移籍。しかし、在籍した1年半ではこれまでのような働きは見せられなかったとしている。
「このミッドフィールダーは、バルセロナにやってきてから、望まれたレベルでのパフォーマンスを見せることができなかった」
コウチーニョはバルセロナで76試合に出場し、21得点を決めたが、その移籍金の高さに見合うだけの活躍ではなかったとされている。バイエルン移籍は27歳のプレーメーカーにどのような変化をもたらすのか。そして、再びバルセロナでのチャンスを手にすることができるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)