名将ペップ、ジェズスの“幻の決勝弾”にVAR批判 「コーヒーでも飲んでたに違いない」
「ロドリゴがエリア内でラメラにファウルを受けた時も、我々がPKを得るべきだった」
無念の敗退を喫した昨季CL準決勝の第2戦で、後半28分に決めたトットナムの元スペイン代表FWフェルナンド・ジョレンテのゴールがハンドではないかと物議を醸していた。ただ、この時はVAR判定によりハンドを取られず、ゴールが認められていた。
さらにグアルディオラ監督は、UEFAスーパーカップのリバプール対チェルシー戦にも言及。「ミッドウィークにリバプールとチェルシーが戦った時も、ボールはアンドレアス・クリステンセンの腕に当たったがPKは取られなかった」と述べ、「それにロドリゴがエリア内でエリック・ラメラにファウルを受けた時も、我々がPKを得るべきだったと思った。VARの人々はあの瞬間、コーヒーでも飲んでいたに違いない」と批判している。
プレミアリーグでは今季から正式導入されたVAR。シティはウェストハムとのプレミア開幕戦で5-0と大勝を収めたものの、ここでも得点がオフサイドの判定となった場面があり、グアルディオラ監督は試合後に「私の唯一の願いはVARがミスを犯さないことだけだ。VARがミスを犯し、それが頻繁に起きてしまうことが気がかりで、レフェリーが判定を下すにはより良いことだが、我々は常に受け入れなければならない」と話していた。
すでにワールドカップなどの国際大会ではVARはお馴染みとなっているなか、いまだに賛否両論の議論は絶えない。激しい肉弾戦が繰り広げられるプレミアリーグでは、VARが介入してくるシーンを目にすることが多くなりそうだ。