フランクフルト長谷部、衰え知らずのスーパーブロックを”見どころ”に海外メディア認定
スイーパー転向で新境地を開拓 守備能力は「よく輝いている」と高評価を得る
2018-19シーズンのヨーロッパサッカーを戦った日本人フットボーラーで、最も存在感を示したのは元日本代表MF長谷部誠だろう。リベロを主戦場として所属するフランクフルトをUEFAチャンピオンズリーグ(CL)圏内の争いに食い込ませる主力の一角として活躍したが、衛星放送「FOXスポーツ」アジア版はそのプレーぶりを動画付きで称賛している。
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「彼は来年1月に36歳になるのだが、長谷部誠がアイントラハト・フランクフルトで毎週プレーし続けていることは不可能に近いほどの快挙だ。チームのテンポを司る中盤の“将軍”だった長谷部だが、昨シーズン、アディ・ヒュッター監督によってスイーパーに転向。ブンデスリーガの最も面白いチームの一つとして台頭し、守備の要となった」
長谷部はこのように昨季の働きぶりについて評されている。これまでにも本職のボランチだけでなく、右サイドバックでも起用されてきた長谷部だが、3バックの中央という新たな任務がハマったのは周知のことだろう。彼の最大の特徴であるチームへの献身性が現れたシーンとして、ゴールラインぎりぎりの場所でボールをかき出し、失点を防いだ場面などを紹介してこのようにも記している。
「元日本代表のキャプテンがハイライトシーンとして最初に頭に浮かぶことはないかもしれないが、彼のディフェンス能力はとてもよく輝いており、いくつかの重要なゴールラインでのブロックは昨シーズンの見どころだったと言っていいものだろう」
記事では、「彼らは昨シーズン果たしたUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝進出への奮闘を再現しようとしている」とも記されている。ベテランの域となった長谷部だが、まだまだヨーロッパの最前線での奮闘ぶりを見せてくれるだろう。