南米開催の大会でドイツが欧州勢初の覇者となれるか 自信を見せるレーブ監督と侮れないアルゼンチンの個の力
決勝戦に上り詰めた両軍が、ファイナリストに相応しい実績を持っているのは間違いない。過去に2度もワールドカップの決勝で実現している黄金カードである。86年にはアルゼンチンが、90年にはドイツ(当時は西ドイツ)が優勝していている。今回はラバーマッチ、ということになる。
大会前、この組み合わせの決勝を予想した人も少なくなかったと思うが、改めて試合展開を予想してみると、ドイツが有利、となるだろう。ここまでの6試合で強豪ポルトガル、ブラジルなどに圧勝した。このインパクトは大きい。