神戸イニエスタ、6戦ぶり勝利に周囲との関係性を自画自賛 「今季ベストゲーム」
チャンスをことごとく演出し、自らもダメ押しの3点目となるPKに成功
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、17日のリーグ第23節、ホームの浦和レッズ戦で自身のPKを含む3-0の勝利を飾り、「今シーズンのベストゲームだったと思う」と満足げな表情を見せた。
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2018年夏にスペインの強豪バルセロナから神戸に加入して世界中に話題を提供した名プレーメーカーだが、昨季と今季の浦和戦2試合はいずれも欠場。そのため浦和にも、対戦相手として警戒するのは当然としたうえで、「楽しみ」という1人のサッカー選手としての感情を話す選手もいた。
試合が始まってみれば、イニエスタが欠場した神戸戦で2連勝していた浦和がハッキリと違いを見せつけられるものになった。FW武藤雄樹が「イニエスタ選手が少しサイドの脇に降りてくるので、そこを誰が見るのか」と話したように、ピッチ上で相手の嫌なポジションを取り、次々と攻撃の最終局面に導いた。試合を通じて10回ほどの決定機があった神戸だが、そのうち8回はイニエスタがシュート、アシストになるパス、その一つ前のパスのところで絡んでいた。
神戸は試合の主導権を奪い続け、前半終了間際に先制すると後半には2ゴールを追加。イニエスタ自身も、コーナーキックで直接ゴールを狙ってGK西川周作がパンチングで逃れるようなシーンや、強烈なミドルシュートがゴールポスト直撃の場面など、スタジアムを大いに沸かせた。
イニエスタは試合後、「総合的にレベルの高い試合ができたのかなと思います。ポゼッションの意味でもそうですし、チャンスクリエイトでもゴールでも、すべてにおいて良いサッカーができたと思います。今シーズンベストのゲームができたんじゃないかな」と、満足げな様子だった。
神戸はこれがリーグ戦では6試合ぶりの勝利になったが、チームに自信と勢いを与えるような試合だったのは事実だろう。その中心に君臨したイニエスタは「チームでの役割もあると思いますけど、味方が自分を必要とするように、自分も味方を必要としています。そういう意味でチームとして、コンビネーションやチームとしてプレーする部分をどんどん高めていかないといけないと思いますし、そういう意味で今日は良いサッカーができました」と、今後に向けても大きなステップになる試合だったと語った。
今夏に獲得した日本代表DF酒井高徳が加入して即デビューを果たすなど、好循環に入りそうな神戸は、イニエスタのプレーともどもJリーグ後半戦で巻き返しを見せる気配を大いに見せる試合になった。
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