日本人コンビも被害… 歴史的な83m超絶ボレー弾に再脚光「信じられない」「スーパー」
SCパーダーボルンMF、清武と酒井所属のハノーファー戦でドイツ1部最長ゴール
今から5年前、ドイツサッカー史に刻まれる歴史的なゴールが生まれた。2014-15シーズンのブンデスリーガ1部で、当時日本人選手2人が所属していたハノーファーと対戦したSCパーダーボルンのドイツ人MFが80メートル超の一撃を叩き込んだ。ブンデスリーガ公式インスタグラムが映像を公開すると、「信じられない」「スーパーゴール」と反響を呼んでいる。
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再び脚光を浴びたのは、2014年9月20日の第4節だ。清武弘嗣(現・セレッソ大阪)と酒井宏樹(現・マルセイユ)がフル出場したハノーファーに対して、ホームのSCパーダーボルンが後半26分に先制。さらに後半アディショナルタイム、MFモリッツ・シュトッペルカンプが記録と記憶に残るゴールを決めた。
ハノーファーがFKを獲得してゴール前にボールを放り込んだなか、SCパーダーボルン側がクリア。こぼれ球に反応したシュトッペルカンプが自陣エリア手前で胸トラップすると、前を向くと同時に右足を振り抜く。パワープレーで相手GKも上がっていたなか、ドイツ人MFの右足から放たれた豪快なボレーシュートはぐんぐんと飛距離を伸ばし、そのまま無人の相手ゴールに吸い込まれた。
試合はそのままSCパーダーボルンが2-0と勝利。結果的に日本人コンビも被害に遭ったシュトッペルカンプの83メートル弾は、ブンデスリーガ最長ゴール記録となった。
リーグ公式インスタグラムが改めてゴール動画を公開。レバークーゼンやバイエルンで活躍した元ブラジル代表FWパウロ・セルジオが「スーパーゴール」と反応した一方、ファンからも「信じられない」「これまでで最高のゴールの一つ」「なんという一撃」などの称賛コメントが寄せられた。
ドイツサッカー史に残る驚愕ゴールは、いつまでも語り継がれそうだ。