“構想外”ベイル、一転してレアルの重要な戦力に… ジダン監督「頼りにすることになる」
今夏移籍騒動も実現せず レアルはアザールらアタッカー陣に負傷者続出
レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルは戦力外で放出の可能性が高まっていたが、一転してチームの貴重な戦力となりそうだ。ジネディーヌ・ジダン監督がレフティーへの期待を認めた。英公共放送「BBC」が報じている。
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7月で30歳となったベイルだが、昨年末に復帰したジダン監督の下では、立ち位置が不安定なものとなった。指揮官の構想外とも伝えられ、今夏には古巣トットナムや中国1部江蘇蘇寧への移籍騒動に発展していたが、高額の年俸などがネックとなり移籍は決まっていなかった。
リーガ・エスパニョーラの開幕週を迎え、移籍市場も残り2週間あまりとなったなか、どうやらベイルは今季もレアルの一員として戦う可能性が高まったようだ。ジダン監督が、ベイルを戦力に含めると明言したのだ。
「彼(ベイル)は移籍しそうだったが、ここにいる。スカッドにいる他の選手と同じように、彼を頼りにすることになるだろう。彼には(クラブとの)契約がある。彼は重要な選手だ。そして選手全員が、私がチーム選びを難しくしてくれることを願うよ」
ジダン監督はベイルも含め、チームの競争がより活発になるように求めている。大型補強を進めた影響からベイルは居場所を失ったかに思われていたが、新加入のベルギー代表MFエデン・アザールやスペイン代表MFマルコ・アセンシオなど、開幕前にアタッカー陣に負傷者が続出。チャンスを手にする可能性は残っているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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