“放出候補”ハメスがレアルで復権? リーガ開幕戦で825日ぶり出場の可能性浮上
セルタ戦22名の遠征メンバー入り、スペイン紙は中盤での起用を指摘
2019-20シーズンのレアル・マドリードは、ベルギー代表MFエデン・アザールの加入や日本代表MF久保建英、18歳のブラジル人FWロドリゴのプレシーズンでの躍動ぶり、それとは対照的な試合結果など数多くの話題を提供してきた。そして迎えるシーズン開幕戦の主役は、放出が既定路線となっていたはずのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスになるのかもしれない。
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スペイン紙「マルカ」が伝えるところによると、現地時間17日に行われるリーガ・エスパニョーラ第1節セルタ戦に向けて、ハメスは22名の遠征メンバー入りを果たしたどころか、アザールやロドリゴも負傷離脱したなかで、試合出場の可能性もあるのではないかと見られている。ジネディーヌ・ジダン監督が試合前日会見に臨み、このように語ったという。
「我々は新たなラ・リーガのシーズンについて考えることができ、幸せなことだ。ハメスは良い状態で、彼がチームの一員であることはうれしく思っているよ」
ハメスは6月から7月にかけて行われたコパ・アメリカ(南米選手権)に、コロンビア代表の一員として参加したということもあって、ジダン監督は、プレシーズンマッチに帯同させることはなく、ジダン監督の第1次政権ではバックアッパーにとどまったこともあり、放出が濃厚と見られていた。同都市のライバルであるアトレチコ・マドリードなどの加入も噂されるなかで、ジダン監督がこのように明言したのはメディアとしても意外だったようだ。
起用法について同紙は「ハメスの復帰はルカ・モドリッチ、トニ・クロース、フェデリコ・バルベルデ、カゼミーロ、イスコに加えて、レアルの中盤に別の選択肢を与えてくれる」と、プレシーズンで久保が起用されたインサイドハーフでの起用が想定されている。
ハメスにとってレアルでの最後の試合は2シーズン前、じつに825日前となる。かつてレアルを背負って立つと期待された男は、ジダン監督を再び認めさせることはできるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)