“メッシ不在”の王者バルサ、リーガ黒星発進 スアレス負傷退場…現地紙は不安視

89分に決勝弾を叩き込まれ敵地でビルバオに0-1敗戦
リーガ・エスパニョーラ3連覇を狙うバルセロナが、開幕戦でいきなりつまずいた。現地時間16日の第1節でアスレティック・ビルバオとのアウェーゲームに臨んだが、0-1で敗戦。この試合ではウルグアイ代表FWルイス・スアレスが前半途中で負傷退場するなど、現地メディアも不安視している。
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この日の試合には、絶対的エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは負傷の影響で不在。その代わりに今季新加入のフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが3トップの一角、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが中盤トライアングルに入る布陣でバルサはスタートを切った。
しかし試合はビルバオの鋭いカウンターに苦慮する展開となる。なおかつ前半32分にポスト直撃のシュートを放ったスアレスが、そのまま足を痛めて交代に。後半に入ってからはスアレスに代わってグリーズマンが最前線に入ったものの機能しきったとは言い切れず、逆に後半43分にピッチに投入されたビルバオの切り札FWアドゥリスが、1分後に鮮やかなオーバーヘッドキックを叩き込み、貴重な先制点をゲット。バルサはゴールネットを揺さぶれず勝ち点を落とした。
いきなりのアップセットに、スペイン紙「マルカ」は「アドゥリスがチャンピオンを叩いた」と報じるなど、リーガ連覇の王者に土をつけたことを大きく報じている。それとともにスアレスの負傷についてもこう触れている。
「バルサはシーズン当初から悪い知らせに見舞われている。スアレスの離脱によってグリーズマンを攻撃の軸に据えざるを得なくなくなり、メッシも負傷によって試合に出ていない。またこの怪我とは関係ないとはいえ、スアレスは5月に右膝の手術を受けている」
長年にわたってバルサの得点源であり続けたスアレス、そしてメッシ。ただしシーズンごとに年齢を重ねていることも、また事実だ。彼らの“勤続疲労”が懸念されるなかでの1敗は、今シーズンの船出として不安が残るものとなった。