マラドーナの伝説を超える“7人抜き弾”に世界騒然 「メッシのよう」「驚異のゴール」
コロンビアのU-21の大会で誕生 ディアスがドリブルで7人をかわしてゴール
コロンビアのノルテ・デ・サンタンデールに所属するアンデルソン・ディアスが、U-21の試合で見せた7人抜きからの衝撃ゴールを決め、世界各国のメディアが取り上げて反響を呼んでいる。
米スポーツ専門局「ESPN」は、公式ツイッターでディアスの圧巻のゴール映像を掲載。敵陣中央のやや左よりでボールを受けたディアスは、左前方から圧力をかけにきた相手を右にかわしながらドリブルを開始。ペナルティーアーク手前で相手2人の間へ割って入り、ダブルタッチも駆使しながらペナルティーエリア内へと突っ込んでいく。左から足を出してきた相手をひらりとかわすと、前方からスライディングタックルを仕掛けてきた相手を“股抜き”で突破し縦へ。さらに、飛び出してきた相手GKを右にかわして無人のゴールに迫ると、最後はカバーに入った相手も足裏でボールを転がしてかわし、最後は右足で蹴り込んだ。
この衝撃的な“7人抜きゴール”を受けて、「ESPN」は1986年メキシコ・ワールドカップで伝説の“5人抜きゴール”を決めたアルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナ氏を引き合いに出し、「コロンビアのマラドーナ? アンデルソン・ディアスの素晴らしいソロゴール」とのコメントを添えて動画を紹介。コメント欄には、「素晴らしいゴール」「ものすごくいい」「これはオールスターマッチか?」などと称賛の声が集まった。
また英紙「ガーディアン」も、「コロンビアで7人の相手をドリブルで抜き、見事なソロゴールを決める」と報じれば、英公共放送「BBC」は「メッシのよう? コロンビアのヤングスターが驚異のゴール」と、マラドーナ氏と同じく“5人抜きゴール”で知られるメッシの名前を挙げて、その凄さを伝えた。軽快なステップで敵陣を切り裂いたディアスのドリブル弾に、誰もが感銘を受けたようだ。