マネがボールボーイにユニフォームとハグを“プレゼント”

　リバプールは現地時間14日、UEFAスーパーカップでチェルシーと対戦し、2-2で突入したPK戦を5-4で制した。リバプールの2得点はいずれもセネガル代表FWサディオ・マネが決めたが、ピッチ外での“ある行動”にも注目が集まっている。

　今季のUEFAスーパーカップでは、昨季CL王者リバプールとEL王者チェルシーが対戦した。リバプールは先制される展開のなか、後半3分にマネが同点弾を決めると、1-1のまま突入した延長前半5分に再びマネがゴールを奪取。その後、2-2に追い付かれたものの、PK戦を5-4で制して勝利を手にしている。

　今夏のマネはセネガル代表としてアフリカ・ネーションズカップに出場しており、決して万全のプレシーズンを過ごしてきたわけではなかったが、昨季のプレミアリーグ得点王としてハイレベルなパフォーマンスを見せつけた。一方、英メディア「GIVE ME SPORT」によると、ピッチ外での魅力も発揮していたという。

　延長前半13分にベルギー代表FWディボック・オリギと交代でベンチに退いたマネは、目の前を通るボールボーイに声をかける。ボールを抱えながら近寄ってきた少年に、マネは自身のユニフォームを投げて渡すと、笑顔でベンチまで呼び寄せハグ。突然の“プレゼント”に少年は驚きの表情を見せていた。

「GIVE ME SPORT」は「マネの一級品の振る舞い」として、その行動を称賛。「マネはユニフォームをプレゼントして、ボールボーイの1日を作り上げた。ラッキーな少年に声をかけ、ユニフォームを渡してハグするところをカメラは捉えていた」と伝えている。

　チームとともに幸先の良いスタートを切ったマネ。ユニフォームを受け取った少年も、その活躍を願っていることだろう。