ファン・ハール流こそ正義! 愛弟子のミラン元監督が批判集中の恩師を擁護

アヤックスで師弟関係だったセードルフ 「彼は常に結果を残してきた」

 かつてACミランの栄光の背番号10を背負い、2014年にはミランの監督も務めたクラレンス・セードルフ氏が、メディアやサポーターから批判を浴びるマンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督を擁護。「彼は常に結果を残してきた」と、恩師の手腕を高く評価している。英国営放送「BBC」が報じている。

 セードルフ氏はオランダの名門アヤックス時代の1992年、ファン・ハール監督の下で、わずか16歳でプロデビューを果たした。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも優勝し、1995年にはトヨタカップを制覇している。当時の恩師に対しては、今も全幅の信頼を寄せていた。

「誰がファン・ハールのことを批判しているかは知らない。だが彼のチームは批判に値しない。彼らは今、リーグで2位だ。彼は私がアヤックスで一緒に働き始めた頃からそれほど変わったとは思わない。彼は常に結果を残し、あらゆるものを勝ち取ってきた」

 ファン・ハール監督率いるユナイテッドは、直近7試合でわずか5得点。そのうち4試合(10月28日のリーグ杯ミドルスブラ戦はPK戦の末に敗戦)は無得点のまま試合を終えた。クラブOBのポール・スコールズ氏からは「創造性と勇気がない」と酷評され、アレックス・ファーガソン元監督の時代にアシスタントコーチを務めたレネ・メウレンステイン氏からは「自由が欠如している」と指摘された。

 

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