「昔はパサー」 日本代表MF伊藤達哉、ドリブラー開眼の転機と“対戦してみたい選手”

「1対1だったら、相手の逆をスコーンと抜くのが一番好き、かつ理想の形」
身長163センチは、サッカー選手としては小柄な部類だ。しかし、伊藤は「ドリブルするうえではむしろメリットだと思っている」とドリブラーとしての哲学を明かす。
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「ドリブラーは身長が低くて、速い選手なのが相手からしても嫌だろうし、それはもう武器だと思っています。競り合いでは不利な部分もありますけど、ドリブルでは身長の大きい選手には負けたくないですね。(エデン・)アザール、(ドリース・)メルテンス、(ロレンツォ・)インシーニェ、(フランク・)リベリーの動きは昔から参考にしています」
特に、イタリア代表FWインシーニェとベルギー代表FWメルテンスのナポリコンビは、伊藤とそこまでサイズが変わらない身長160センチ台で、毎年ゴールとアシストを量産。「あんな選手になりたい」と“教材”として常に見ているという。そんな伊藤にとって、理想のドリブルの形とは――。
「ドリブルで相手を抜くのは、やっぱり気持ちがいいですよね。1対1で勝つというのは、サッカーの中でもはっきりしている構図。局面がガラっと変わるし、観ている方も抜いたと分かるので。相手を一発でかわす、それが僕の得意な抜き方です。1対1だったら、相手の逆をスコーンと抜くのが一番好き、かつ理想の形ですね」