屈辱の無冠継続… CS準決勝で敗れた浦和ペトロヴィッチ監督「運に味方されなかった」
残された天皇杯に全てをかける
「とにかく我々はチームとして、引き続き今日のように浦和レッズらしい戦いをしたい。残りのシーズンでは、我々に対して運が味方してくれることを願っている」
天皇杯でカップを掲げ、自身初の国内三大タイトルを手にするチャンスはまだ残されている。だが、ファーストステージ王者に輝きながら、あまりにも悲劇的な結末を迎えたショックは大きい。
傷心の浦和と指揮官が挑む次なるステージは、約1ヵ月後の12月26日、天皇杯準々決勝の神戸戦だ。広島時代を通じて魅惑の攻撃サッカー実現に心血を注いできたペトロヴィッチ監督は、今季の残り3試合を勝ち切り、今度こそ国内三大タイトル獲得の歓喜を味わえるのだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images