アル・サッドDF、シャビ新監督に捧げる超弾丸FKに海外紙脱帽 「ロベカル・キック」
カタール代表DFハサンがペナルティーアークから強烈な左足FK弾を決めてACL8強進出
バルセロナで一時代を築き、カタール1部アル・サッドの指揮を執る元スペイン代表MFシャビは、現地時間13日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16第2戦で3-1と勝利し、2戦合計スコア4-2と逆転で準々決勝に駒を進めた。貴重な勝ち越しゴールとなったカタール代表DFアブドゥルカリーム・ハサンの左足の弾丸FKが、スペインメディアで“ロベルト・カルロス・キック”と話題を呼んでいる。
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敵地での第1戦を1-1のドローで終えたアル・サッドはホームでの第2戦、前半20分にカタール代表FWアクラム・アフィーフのゴールで先制。1点リードして迎えた同34分だった。
ペナルティーアーク内でFKを獲得したアル・サッドは、アルジェリア代表FWバグダード・ブーンジャー、韓国代表MFチョン・ウヨン、ハサンの3人がFKスポットへ。ブーンジャーがボールの上を横切って囮になり、ハサンが左足を振り抜いた一撃は、ホップするかのような軌道を描き、一直線にネットへ突き刺さった。これでリードを広げたアル・サッドはその後1点を返されるも、後半アディショナルタイムに追加点を奪い、2戦合計スコア4-2で準々決勝に駒を進めた。
スペイン紙「マルカ」は、「シャビをACL準々決勝に導く“ロベルト・カルロス・キック”」との見出しを打ち、“悪魔の左足”の異名を取った元ブラジル代表DFロベルト・カルロスを引き合いに出して「この強烈なシュートで得点した」と伝えている。
今年のアジアカップ決勝・日本戦も出場していたハサン。自身の公式ツイッターでゴールシーンの動画を投稿し、ロケットの絵文字とともに「時速123km」と強調している。新監督のシャビにラウンド16突破を捧げる見事な一撃だった。