現役引退のスナイデル、インテル時代のCL優勝回想 「あれがあったから今ここに…」

2010年は三冠を達成し、クラブW杯を制して世界一にも輝く“最高の一年”に
現役引退を表明した元オランダ代表MFウェズレイ・スナイデルは、今後は生まれ故郷ユトレヒトのユースチームで指導者のキャリアをスタートする。クラブ公式サイトでスナイデルは、最高の思い出を語った。
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スナイデルは2010年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)で準優勝したオランダ代表の中心人物だった。同時期にはジョゼ・モウリーニョ監督率いるイタリアの名門インテルで、数々のタイトルを獲得している。そのスナイデルは、インテル時代のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇への思いを語った。
「CLで優勝できたことが最高の思い出だね。あのトロフィー、ビッグイヤーはサッカー選手として獲得できる物のなかで最も美しいものだ。あれがあったからこそ、僕は今ここにいられると思っているよ」
インテルでCL優勝を果たした2009-10シーズンには、リーグ優勝とイタリア杯も制して三冠を達成し、その後に南アフリカW杯があった。そして、その半年後にはFIFAクラブW杯を制してインテルで世界一にも輝いている。まさに、スナイデルのキャリアのなかでも最高の1年だったと言えるのだろう。
日本のサッカーファンには、その後にインテルに加入した日本代表DF長友佑都(ガラタサライ)との仲の良さも印象に強いかもしれない。一時代を築いたと言えるトップ下は、母国オランダから自身を感じさせるような若き才能を輩出していくことが次なるキャリアで注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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