フローニンゲン堂安、PSV移籍説が再燃 地元誌も注目「平均以上の関心を持っている」
PSVはMFペレイロの長期離脱が決まり、FWロサーノの売却を画策するなど補強が必要
フローニンゲンの日本代表MF堂安律に、オランダ国内でのステップアップ移籍の可能性が再燃している。昨季リーグ2位の強豪PSVがクリエイティブなMFの獲得を目指しており、オランダメディアは「平均以上の関心を持っている」と伝えている。
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堂安は2017年にJ1リーグのガンバ大阪からフローニンゲンへ移籍。加入1年目でリーグ戦29試合9ゴールを挙げ、強烈なインパクトを残した。昨季も主力としてリーグ戦30試合5ゴールを記録。今季はリーグ第2節のトゥウェンテ戦(1-3)で初得点と好スタートを切った。
プレミアリーグを除く欧州リーグの移籍市場はまだ開いているが、堂安も依然として新天地に移る可能性が残されているようだ。オランダ紙「AD」は、「PSVは堂安律に注目している」と題し、「PSVはクリエイティブなMFを探しており、フローニンゲンの選手の獲得を考えている。今後チームを強化できる多くの選手を検討するだろう」と伝えている。
昨季リーグ2位のPSVは、ウルグアイ代表MFガストン・ペレイロが鎖骨骨折で2カ月の長期離脱が決定的。また、オランダのサッカー専門誌「Voetbal International」によれば、メキシコ代表FWイルビング・ロサーノをナポリに売却しようと画策しており、ウインガーとして計算できる選手の獲得を視野に入れている様子。記事でも、「PSVは堂安に“平均以上の関心”を持っている。フローニンゲンは“良いオファー”があれば、堂安放出を検討することは厭わないだろう」と見解を述べている。
PSVは昨冬の移籍市場でも移籍先候補に浮上していたが、21歳のレフティーはオランダ屈指の強豪に新天地を求めることになるのだろうか。