あわやオウンゴールから決勝点! 勝利を引き寄せたG大阪の5本のパス
延長後半13分に藤春が決勝点 素早い切り替えが歓喜を呼び込む
Jリーグチャンピオンシップ(CS)準決勝が28日、埼玉スタジアムで行われ、延長後半に信じられないような展開からG大阪に決勝点が生まれた。
延長後半13分、最終ラインでボールを回していたG大阪は、相手のプレスを受けたDF丹羽がGKにバックパス。だが、このボールはループ気味に浮いてしまい、GK東口の頭上を越えてG大阪ゴールへ。あわやオウンゴールというシーンは、ゴール左ポストを叩き、絶体絶命のピンチを脱した。
驚くのはこの直後だ。東口が素早くパスを出し、オ・ジェソク、遠藤、パトリックと素早くパスをつなぎ一気に前線へ。最後は米倉のクロスを、駆け上がった藤春が鮮やかな右足ボレーで合わせて2-1とした。
試合はその後、G大阪が1点を加え3-1と勝利したが、素早い切り替えと5本のパスが決定的な決勝点を生み出した。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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