神戸のドイツ人監督、日本を絶賛「美しい」 国民性にも感銘「ここではすべてが…」
6月から神戸で指揮するフィンク監督 「非常に静かで、食べ物も素晴らしいんだ」と満足
ドイツ人のトルステン・フィンク監督は6月からJ1ヴィッセル神戸を率いるなか、日本に大きな感銘を受けているようだ。環境や食文化に加え、日本人の規律正しさにも触れて「すべてが非常に正確」と絶賛している。スイス紙「ブリック」が伝えた。
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今季の神戸は4月17日にフアン・マヌエル・リージョ監督との契約を解除。吉田孝行氏がバトンを受けたが6月8日に退任となり、ドイツ人のトルステン・フィンクが新監督に就任した。現役時代、カールスルーエやバイエルン・ミュンヘンで活躍したフィンク監督は、引退後にスイスのバーゼルや母国ハンブルガーSV、キプロスのAPOELニコシア、オーストリアのFKアウストリア・ウィーンで指揮。そして今季は日本に活躍の場を移した。
フィンク監督就任以降、チームはリーグ戦8試合を終えて2勝3分3敗、15位と苦戦が続いているが、その一方で指揮官は日本での生活に溶け込み始めているようだ。スイス紙「ブリック」のインタビューを受けたフィンク監督は、日本について「ここは美しい」と称賛。さらに「非常に静かで、食べ物も素晴らしいんだ。様々な野菜があり、世界的に有名な神戸牛やお寿司もある」と続けている。
また日本人の国民性にも触れ、「ここはではすべてが非常に正確で、清潔なんだ」と言及。インタビュアーから「例えば?」と振られ、フィンク監督は「アウェーのスタジアムで(試合直前に)最後の調整を行う時、両チームとも機会を平等にするという意味で、1秒たりとも多く過ごすことはできない」というエピソードを明かしている。
来日から2カ月近くが経ったなか、指揮官は「『おはよう』『良い1日を』『後で会いましょう』『明日会いましょう』などを言うことができる」と語り、日本語の語彙力も日に日に高まっているという。チームは苦境に立たされているが、フィンク監督の下で巻き返すことができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)