フランクフルト、“長谷部抜き”の最終ライン形成に苦難 ニューヒーロー必要論を独展開
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ヒュッター監督は4-4-2移行を視野 独メディアは長谷部抜きの守備は想像し難いと指摘
ドイツ1部フランクフルトは、現地時間18日にホッフェンハイムとのリーグ開幕戦を迎える。ブンデスリーガ7位、UEFAヨーロッパリーグ(EL)ベスト4の昨季を超える成績が期待されるなか、ドイツメディアは「長谷部のいない守備は想像するのは難しい」とし、「ニューヒーローを必要としている」とチーム状況を分析している。
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フランクフルトは今オフ、セルビア代表FWルカ・ヨビッチ(→レアル・マドリード)とフランス人FWセバスティアン・アレ(→ウェストハム)の得点源コンビが揃って退団。セルビアの名門レッドスター・ベオグラードから19歳のFWデヤン・ヨベリッチを獲得したが、ヨビッチの代役となるにはまだ荷が重く、ストライカーは手薄な状況でリーグ開幕が近づいている。
ドイツ放送局「Hessenschau」は、「アイントラハトはニューヒーローを必要としている」との見出しでチームの現況を分析。記事によれば、アディ・ヒュッター監督は昨季成功を収めた3バックから4-4-2への切り替えを視野に入れているというが、35歳の元日本代表MF長谷部誠頼みでは、システム移行も厳しいと見立てている。
「大きなリスク、それはリベロの長谷部がいないフランクフルトの守備は、現在想像するのは難しい」
ヒュッター監督は「我々は魅力的かつ感動的なサッカーをしたいと思っている」と理想像を明かすが、“皇帝”の長谷部をボランチにスライドさせ、安定した4バックを形成できるのか。フランクフルトは今季、大きなチャレンジに臨むことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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