ブラジル代表DFマルセロ、完璧な“逆足コントロール弾”に海外注目 「美しすぎる」
ローマ戦では先制弾で存在感 プレシーズンではチーム最多の出場時間をマーク
レアル・マドリードは現地時間11日、ASローマとのフレンドリーマッチで、2-2のまま迎えたPK戦を4-5と制されて敗れた。ブラジル代表DFマルセロは利き足とは逆の右足で鮮やかな先制ゴールを決めたが、海外メディアは「美しい」と称賛している。
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左ウイングバックで先発出場したマルセロに見せ場が訪れたのは、前半16分だった。中盤のクロアチア代表MFルカ・モドリッチが巧みに左サイドに展開。ペナルティーエリア内左でボールを受けたマルセロは、左から右への切り返しで対峙したイタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィとの間にコースを作ると、右足を振り抜いて鮮やかにゴール右隅に突き刺した。
マルセロはこれまで数々の美技を自慢の左足で繰り出してきたが、今回の一撃は利き足とは逆の右足。英メディア「CaughtOffside」は、「美しい巻いたシュートを苦手な右足でネットに突き刺した」と伝えた。レアル公式インスタグラムが「これがマルセロのゴールだ」と動画を公開すると、「マルセロこそキング」「最高のマジシャン」「美しすぎる」と称賛の声が上がっている。
試合はその後点を取り合い、2-2でPK戦に突入。お互いに全員が決めるなか、レアル5人目のキッカーを務めたマルセロのシュートがクロスバーに嫌われて外れ、レアルはPKスコア4-5で敗れた。それでもマルセロはプレシーズンで調子が上がらないチームのなかで、奮闘を続けている。
レアル公式サイトによれば、マルセロはプレシーズ7試合(うち6試合で先発)で計473分プレー。これはドイツ代表MFトニ・クロース(456分)、元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(428分)、ベルギー代表MFエデン・アザール(410分)、フランス代表DFラファエル・ヴァラン(409分)を抑えてチームトップの数字で、「プレシーズンで最も使われている選手」と称されている。
17日に行われるセルタとのリーグ開幕戦で、マルセロはチームを勝利に導く活躍を見せられるだろうか。