“ミランの10番”本田の後継者候補 インテルやPSGも獲得に興味を示し争奪戦に発展か
パレルモ会長がバスケス獲得に動く複数クラブの名前を暴露
ACミランの日本代表FW本田圭佑がつける「背番号10」の後継者として、期待を集めているパレルモのイタリア代表MFフランコ・バスケスだが、インテルをはじめとした強豪クラブが次々と乗り出して争奪戦に発展していることが明らかになった。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
パレルモの名物会長は、チームの司令塔のモテモテぶりをぶち上げている。マウリツィオ・ザンパリーニ会長は「私は全員に、彼は夏にしか移籍しないと伝えている。イングランドの2つのクラブと、イタリアの2クラブが彼を求めている。8月31日に(ユベントスGM)マロッタがエルナネス獲得の前に、彼の獲得を求めたが、私は友情を損なうことをしないように伝えたよ。インテルとミランは彼のことを気に入っている」と語っている。
今夏の移籍市場でアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラをユベントスに高値で売却したザンパリーニ会長は意気軒昂だった。そしてミラノの両会長を、すでに天秤にかけている。
「ベルルスコーニは私をアルコレの別荘に招き、オファー額で折り合いをつけようとした。トヒルはヴァルジャーテまで来て、私を誘惑しようとした。でも十分じゃない。PSGはミランからイブラを獲得した時よりも多額の投資をしようとしている」と、ザンパリーニ会長はぶち上げている。
ミラン移籍が最有力と見られたバスケスだが、インテル、ユベントス、PSG、プレミアの2クラブも獲得に乗り出していると会長は主張。激しい争奪戦に発展しそうな気配だ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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