「びっくりした移籍はどっち?」 サラゴサ香川、ビッグクラブ争奪戦の司令塔と海外比較
スペイン2部行きの香川とベディス移籍のフェキルをトルコメディアが取り上げてアンケート
日本代表MF香川真司は現地時間9日、ドルトムントからスペイン2部レアル・サラゴサへと移籍した。昨季プレーしていたベジクタシュへの完全移籍の可能性も報じられていたなか、念願だったスペイン挑戦を決断した香川だが、トルコメディアは、香川と、近年ビッグクラブ移籍が取り沙汰されていた司令塔のサプライズ移籍を比較している。
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2014年にドルトムントに復帰した香川は、昨季に就任したルシアン・ファブレ監督の下で構想外となり、ベジクタシュへと期限付き移籍。印象的なパフォーマンスを残したこともあり、シーズン終了後は完全移籍の可能性が取り沙汰されていた。しかし、かねてからスペインの舞台でプレーする夢を公言していた香川は、サラゴサへの移籍を決断した。
現在2部のリーグで戦うクラブへの移籍に世界各国のメディアもこぞって取り上げたが、トルコメディア「sporx」は公式ツイッターで「びっくりした移籍はどっち?」と綴り、今夏にリヨンからスペイン1部ベティスへと移籍したフランス代表MFナビル・フェキルと驚きの度合いを比較している。
フェキルは昨季、欧州王者リバプールへの移籍で合意に達していたが、最終的に折り合いがつかずリヨン残留となっていた。今夏も引き続きリバプールに加え、マンチェスター・シティやアーセナルからの関心が報じられていたが、蓋を開ければベティスへの移籍で交渉がまとまることになった。
ツイートのコメント欄には「kagawa」の文字が目立っており、ブンデスリーガで優勝争いを演じるドイツ強豪からのスペイン2部移籍の方がよりインパクトが強かったことが窺えるが、ビッグクラブの中で争奪戦となっていたフェキルのベティス行きも同様の驚きをもたらしているようだ。