「これ以上ない最高の地点」 ポグバ、チェルシー翻弄の“極上スルーパス”に海外脚光
マンUがチェルシーを4-0で撃破 ポグバは2アシストの活躍
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間11日、プレミアリーグ第1節でチェルシーと対戦し、4-0の圧勝を収めた。いきなり実現した“ビッグ6”の直接対決だが、フランス代表MFポール・ポグバが2アシストの活躍でチームを勝利に導いた。中でも海外メディアは、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードへの絶妙ロングパスに脚光を当てている。
ユナイテッドは今夏、DFアーロン・ワン=ビサカを5000万ポンド(約70億円)、イングランド代表DFハリー・マグワイアを8000万ポンド(約104億円)で獲得するなど、積極的な大型補強を敢行。昨季チームの主軸を務めたポグバには退団の可能性を報じられていたが、開幕戦では中盤の深い位置でプレーメーカーの役割を務め、安定的で効果的なパフォーマンスも終始していた。
特に、ワールドクラスのプレーを見せたのは2-0で迎えた後半22分だった。ポグバが自陣でボールを受けると、即座に前線に浮き球のロングスルーパスを供給。裏に抜け出したラッシュフォードにピンポイントで合わせて追加点をお膳立てした。
米メディア「12UP」は「ポグバの完璧なアシスト」と見出しを打って報じ、「チェルシーの守備陣を翻弄する美しきスルーパス」と表現。「ポグバのパスはこれ以上ない最高の地点に落下した」と絶賛している。イングランドの移籍市場は閉鎖されたが、その他のリーグは開いているため、依然として移籍する可能性も残されているが、チームにとっては不可欠な存在であることを証明した。
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