インテルMFペリシッチ、バイエルン移籍が決定的 週明けにメディカルチェックへ
14日から合流と独紙報道 30億円の買い取りオプション付きのレンタル移籍か
インテルのクロアチア代表FWイバン・ペリシッチが、バイエルンへ移籍することになりそうだ。ドイツ紙「tz」は、ペリシッチが現地時間11日午前にミュンヘンへ向かったことを伝えている。
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ロシア・ワールドカップでクロアチア代表の準優勝に貢献したペリシッチは、2015-16シーズンからインテルに所属してきた。これまでマンチェスター・ユナイテッドやアーセナルへの移籍が噂されては実現しなかったが、今夏のバイエルン行きは決定的となったようだ。
「tz」紙によれば、ペリシッチは週明けにはバイエルンでメディカルチェックを受けて契約し、14日からチームに合流してトレーニングを開始するようだ。
バイエルンは昨季限りで退団した元フランス代表MFフランク・リベリーと元オランダ代表MFアリエン・ロッベンの代役探しが急務となっており、マンチェスター・シティのドイツ代表MFレロイ・サネをトップターゲットとして獲得を狙ってきた。しかし、思うように交渉が進まなかった挙句、サネが右膝前十字靭帯を損傷して長期離脱が決定。そのためバイエルンは補強リストを変更せざるを得なくなり、ニコ・コバチ監督と同胞のペリシッチに白羽の矢が立った。ペリシッチはコバチ監督がクロアチア代表を率いていた時にも招集されていて、勝手知ったる仲となっている。
インテルとの契約期間が2022年6月までとなっているペリシッチは、2500万ユーロ(約30億円)以上の買い取りオプション付きでバイエルンにレンタルされることになるようだ。
かつてドルトムントとヴォルフスブルクに所属したことがあるペリシッチは、30歳となって迎えた今季、4年ぶりにブンデスリーガの舞台へ復帰することになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)