神戸イニエスタが「キレた」と話題 一触即発…「日本人が怒らせた」珍場面に海外脚光
「イニエスタの珍シーンがキャリアの晩年に起きた」と海外メディアも驚き
主審がすぐさま仲裁に入る好判断で両者は離され、もみ合いには発展しなかったものの、海外サッカーサイト「BeSoccer」スペイン語版は「イニエスタがキレた」と報道。「ファウルそれ自体が驚くものだった。日本人選手が手でボールをつかみ、そして右太ももをぶつけ、イニエスタを怒らせた」と記している。
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岩田が詰め寄った際、太ももでイニエスタを小突いたと指摘し、「アンドレス・イニエスタの珍シーンがキャリアの晩年に起きた。それは決して良いカタログのそれではない」と触れ、普段は感情を表に出さずに淡々とプレーする名手の“珍場面”に触れている。
またスペイン紙「ラ・バングアルディア」は「大分トリニータの岩田は、イニエスタがこれまで見せなかった一面である平常心の喪失を引き出した」と報じた。
試合は1-1のまま終了。神戸はリーグ戦2試合連続ドロー、5試合未勝利(2分3敗)の15位と苦戦が続く。J2とのプレーオフ出場圏(16位)や自動降格圏(17~18位)が迫り、チームは長いトンネルからいまだ脱せずにいる。キャプテンマークを巻いたイニエスタのワンシーンが注目を集めたが、勝利への執念を物語る行為と言えるだろう。