冨安健洋、ボローニャ移籍後“初得点”で「クレージーに大喜び」 伊紙がチーム最高評価
ビジャレアルとの親善試合に後半途中から出場、限られた時間で好アピール
今夏ボローニャに加入した日本代表DF冨安健洋は現地時間10日、スペイン1部ビジャレアルとの親善試合に途中出場。FKから移籍後初となるゴールを決め、イタリア紙の採点でチーム最高タイの評価を与えられた。
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試合は前半から両者が点を取り合う展開となり、冨安は2-3で迎えた後半30分にセネガル代表DFイブラヒマ・エムバイェとの交代でピッチに投入された。そして同36分、FKから同点のヘディングシュートを叩き込み、冨安にとってはこれがイタリアでの初ゴールとなった。
その後、同40分にビジャレアルに決勝ゴールを奪われ、3-4で敗れたボローニャだが、短い出場時間でインパクトを残した冨安をイタリア紙は評価。「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は、敗戦のなかでの「ポジティブな知らせ」として1得点のFWフェデリコ・サンタンデールとともに冨安の名前を挙げ、「常により自然体で、自分らしいプレーで溶け込んでいた」と伝えている。
また「コリエレ・デロ・スポルト」紙は、ゴールの瞬間に冨安が「クレージーに大喜びした」とレポート。また試合採点ではMFアンドレア・ポーリとともにチーム最高点の「7」を与え、「スペインの守備は彼のことを忘れていた。彼はボールで、それを分からせるように見せた」と、新天地での初ゴールを評価している。
ボローニャは18日のコッパ・イタリアで今季公式戦の初戦に臨み、25日にセリエA開幕戦の敵地エラス・ヴェローナ戦を迎える。好アピールに成功した冨安は、開幕スタメンの座をつかむことができるだろうか。
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