マンC、5発大勝の開幕戦で“VAR介入”が多発 グアルディオラ監督「唯一の願いは…」
昨季CLでは悲劇的な経験も…「精神的に強くなければならない」
「(昨季のUEFAチャンピオンズリーグ/CL)準々決勝のトットナム戦、我々が95分に得点をした時にも起きた。6万人のファンが喜び、跳ねて踊り回った。でも、1秒後に我々はすべてを失った。それがオフサイドだと分かったからね。今はその時と同じ状況だ。その情熱は、今となってはコントロールできる感情となっている。VARが我々の側ではなかった時、精神的に強くなければならない。将来に向けて良い教訓になるだろう」
昨季のCL準々決勝でトットナムと対戦したシティは、第2戦の試合終了間際にスターリングがゴールを決めたが、VARによりオフサイドとなった。これにより2戦合計スコアが4-4となって、アウェーゴール差で敗退が決まる悔しさを味わっていた。VARによって感情的な影響があると告げたグアルディオラ監督は、その判定にミスがないことを願っている。
「私の唯一の願いはVARがミスを犯さないことだけだ。VARがミスを犯し、それが頻繁に起きてしまうことが気がかりで、レフェリーが判定を下すにはより良いことだが、我々は常に受け入れなければならない」
今季から導入されたVARは、開幕戦から注目を浴びることになった。激しい肉弾戦が繰り広げられるプレミアリーグでは、VARが介入してくるシーンを目にすることが多くなりそうだ。