1得点1アシストの大迫勇也、独メディアがチーム2位タイ評価 「唯一残念なのは…」
ブレーメンがDFBポカール初戦で6-1快勝 先発した大迫も勝利に貢献
DFBポカールは現地時間10日に各地で1回戦の試合が行われ、日本代表FW大迫勇也が所属するブレーメンは5部アトラス・デルメンホルストと対戦し、6-1で勝利した。先発した大迫は1ゴール1アシストの活躍を見せ、チームの2回戦進出に貢献している。
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この日、ヴェーザーシュタディオンに駆け付けた観客は実に4万1500人と、DFBポカール1回戦におけるアマチュアチームを含むカードでは史上最高の人数となった。その熱気のなか、ブレーメンは開始10分にDFゲブレ・セラシエが右から折り返したボールをゴール中央にいた大迫が5メートルの距離から押し込み、先制に成功。大迫は前半20分、今度はMFヌリ・シャヒンのCKを頭でDFニクラス・モイサンダーに送り、同選手のチーム2点目をアシストしてみせた。
1ゴール1アシストをマークした大迫は後半20分までプレーし、4-1の状況でFWクラウディオ・ピサーロと交代。スタンディングオベーションで迎えられたピサーロは、投入直後の同23分、さらには同29分と立て続けにゴールを決め、さすがはベテランという勢いを見せつける。これを受け、ドイツ誌「キッカー」は「オオサコに始まり、ピサーロで終わったゴール祭り」と見出しを打ち、勝利の立役者となった2人を称えた。
ブレーメン専門サイト「DEICH STUBE」は、大迫について「前線中央でプレーし、常にパスへの準備ができていた。時には中盤からパスを貰い、自ら攻撃を開始することもあった。唯一残念なのは、1-0と先制点をマークした後もゴールを決められたはずだということ」と、1得点に終わったことを惜しみながらも、同選手の働きをチーム2位タイの「2」(ドイツの評定は1が最高、6が最低)と高く評価した。
2ゴールに絡む形で今季最初の公式戦をスタートさせた大迫。昨季は公式戦23試合に出場し、5得点3アシストという結果だったが、今季はそれを上回る数字を残せるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)