「黄金の日本人」 サラゴサ加入の香川真司に地元紙“市場拡大”期待「アジアのアイコン」
スペイン2部レアル・サラゴサが新天地の香川真司 「ワールドクラスの加入」
元日本代表MF香川真司は、2019-20シーズンの戦いの場をリーガ・エスパニョーラ2部のレアル・サラゴサに決めた。かねてより噂されていたスペインでの戦いに身を置くことになるが、現地では久々の“ビッグネーム加入”にメディアも沸いている。地元紙「Heraldo」が報じている。
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「黄金の日本人、カガワ」
このようなタイトルで始まる記事は、香川への期待感を全く隠そうとしていない。
「レアル・サラゴサの新たなるスターは、アジアにおける商業面やメディアにおけるアイコンにもなる。彼の契約は、クラブのブランド的な拡大と新たなる市場の領域拡大をもたらしてくれる」
このように記された香川について、日本代表で長年10番を背負ったこともあり数々のスポンサーがついてきたこと、それがクラブにもたらすものは大きいと見ている。
ただし、香川の獲得については「単なるビジネス的な側面ではない」と、セレッソ大阪を経てドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドなど各国ビッグクラブに在籍したキャリアについて紹介している。
また同紙は「サラゴサにとっての“ワールドクラス”獲得は、2006年のパブロ・アイマール以来となる」と、かつてスペインを魅了した小柄な元アルゼンチン代表MFのテクニシャンの名前を出して、香川加入のインパクトを表現している。
かつては1部の常連だったサラゴサの救世主となれるか。30代となった香川の挑戦は興味深いものになりそうだ。
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