平常心を貫く浦和の”笑顔の守護神” G大阪との決戦へ「自分を信じてやる」
GK西川のプレーが、短期決戦の鍵を握るか
28日のJリーグチャンピオンシップ準決勝G大阪戦に臨む浦和の最後方には、トレードマークの笑顔と共に日本代表GK西川周作が構える。27日の試合前日練習を終えた西川は報道陣の取材に応じ、充実した表情で意気込みを語った。
この日の浦和は、恒例となっているミニゲームも行わずに軽めの調整で終えた。
「昨日、一昨日と素晴らしい練習ができた。攻撃でも良いゴールが多かった。監督もそれを高く評価してくれている。今日は軽めで、みんなミニゲームをやりたがっていたけど、それは明日にぶつけたい。不安は特にないです」
笑顔を交えながら西川は語った。短期決戦では、GKのビッグプレーがゲームの流れを大きく左右する。リーグ終盤に差し掛かってきた頃に「PKがどこかでポイントになるのではないか」と話していた。結果的に浦和のリーグ終盤戦でその場面は訪れなかったが、この準決勝以降ではPK戦が勝敗を決める場面も想定される。
「明日の90分のうちにPKがあるかもしれないし、延長が終わってPKになるかもしれない。自分を信じてやるしかない。ホームでやれるので、背中にはたくさんの人がついている」
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