見事なFKから中村が先制ゴール、堂安に1点返されるも3-1で初白星

　今夏、J1ガンバ大阪からオランダ1部トゥウェンテに移籍した19歳FW中村敬斗の勢いが止まらない。現地時間10日、リーグ第2節で日本代表MF堂安律と同DF板倉滉が在籍するフローニンゲンと対戦し、先制のFKを叩き込んで2試合連続ゴールをマーク。チームも3-1と今季リーグ戦初勝利を収めた。

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　3日のエールディビジ開幕戦・PSV戦（1-1）で初スタメンを飾った中村は3トップの左ウイングで先発。前半8分にカットインから見事な一撃を突き刺し、デビュー戦ゴールを決めていた。

　そんな中村が再び輝きを放った。後半10分、相手ペナルティーエリア手前でFKを獲得。キッカーを務めたのが中村だ。短めの助走から右足を振り抜くと、壁をぎりぎりで越えた一撃はそのままゴール左隅に吸い込まれた。相手GKも動けない圧巻のシュートで会場を沸かせ、サポーターに向かって全身を使って喜びを露わにしている。

　試合は後半25分にトゥウェンテが追加点を奪ったなか、同39分にはフローニンゲンの堂安が中央から豪快なミドルシュート。1点差に詰め寄られたトゥウェンテだが、終了間際に加点して3-1とリードを広げ、今季初勝利を手にした。

　チームに勢いをもたらす一撃を決めた中村は、新天地デビューの開幕戦から2試合連続ゴールをマーク。G大阪の先輩にあたる堂安の前で輝きを放ち、オランダで急激に注目度を高めている。

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